nekostyle

uLilithの記事では細かい設定に関して触れませんでしたが
しばらく使っていると、
最初に出会ったときの感動を忘れて･･･（￣▽￣|||）
ついつい最適な設定を探したくなりますよねぇ。

ということで、「一番音質が良い設定は？」という疑問に対して
うりりすの中の人が丁寧に回答しておりました。

以下、Lilithのサポート掲示板から一部を抜粋して記載。
（旧LilithのBBSですが、設定箇所は同じなのでご参考まで）

■No.2965/一番音質が良い設定は
　音質重視のプレーヤーなので、どの設定にすると一番音質が良いか
　解らなかったので、お教えください。環境は以下のとおりです。

　・OS ：WIN2000 SP4
　・CPU：Athlon64x2 3800+
　・MEM：1024MB
　・SND：ProDigy192VE（レイテンシ 48サンプル）
　・SPK：TimeDomain Light

　今は、ASIO（Project9K）、バッファ1000ms、周波数自動、24Bitにしています。

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■No2965に返信
　音質がいいというか、元のデータをなるべく損なわない設定になりますが、
　以下のようにしてください。

【再生バッファサイズ】
　音質には関係ありませんが、再生開始までのレイテンシに影響するので、
　CPUパワーに応じて小さくしたほうがよいです。
　お使いのCPUなら、400ms〜600msくらいでかまわないと思います。
　最小値は200msですが、あまり小さくすると、ノンストップ再生に影響が出ます。

【ディザリング使用】
　OFFにしてください。

【出力周波数の各項目】
　『リサンプルを許可』以外は、ASIOプラグインでは無視されます。
　DACまたはASIOドライバで対応していないサンプリングレートの
　ファイルを再生する可能性がある場合には、『リサンプルを許可』をONにしてください。
　ONになっていても、そのまま再生できるファイルはリサンプルしませんので、
　音質には影響ありません。

【出力ビット数】
　ASIOプラグインを使う場合には、64bit（float）に設定するのがベストです。
　ASIOプラグインが、内部で最終段階で、デバイスの対応ビット数に
　自動で落としますので、ソフトボリューム（Lilith 内で設定できるボリューム）を
　使用する場合を考えると、先に24bit（int）に落としてから渡すよりも
　精度がよくなります。

【イコライザ】
　OFFにしてください。

【再生コントロール】
　すべてOFFにしてください。

【リプレイゲイン】
　OFFにしてください。使用上どうしても必要な場合には、
　音質低下があることを承知の上で、ONにしてください。

　元のデータとは異なってしまいますが、オーバーサンプリングによって
　音質が向上すると思っている場合には、以下の設定で
　オーバーサンプリング再生ができます。

1） リサンプルを許可をONにする
2） デバイス詳細設定ボタンをクリックし、出てきたウィンドウで、
　　オーバーサンプリング後周波数のみをチェックする。
　　（今回は192kHzのみチェックを残す）

以上で、192kHzにオーバーサンプリングしながらの再生が可能です。

わたしの環境では出力デバイスにASIO4ALLを設定していると
48kHz、44.1kHzにチェックが付いた状態になっており
192kHzのみチェックをした場合、再生エラーが表示されてしまいました。
（オンボードなので当然なのかもしれませんが）
おそらく市販されているサウンドカード付属のASIOドライバなら
設定出来るのかな？

補足になりますがuLilithのバーションアップをしたり、あとからフォントや
オーディオコーデックを追加すると、設定が反映されないことがあります。
そんなときはuLilithの設定ファイルを一度削除すると正常に戻るかも。

■OSがXPの場合
　C:¥Documents and Settings¥お使いのPCユーザーアカウント名
　¥Application Data¥Project9k¥uLilith

ちなみに今回は上記の設定を試しても音の違いに関してはよくわからず。
逆に曲の再生中にブルースクリーン表示が頻繁に起こるように･･･orz
出力ビット深度をFloating Point 64bitから
元のInteger 16bitに戻したところ安定するようになりました。

やっぱり電源も温めないと起動しない7年前のPCでは
そろそろ限界なんでしょうかねぇ･･･(´Д⊂

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